流月亭 暑いですね
BASARA風味な日記&模造創作忍びが中心のサイトです。苦手な御方様はご注意ください。

暑いですね
※薬売りの冷徹(微妙に前々回の続き)

鬼灯「薬売りさんならコーヒーくらいグビグビいくと思ったんですが、意外でした」
薬売り「慣れればまあ、飲めなくはないですが」
鬼灯「ミルクとかガムシロップとか入れてみますか」
薬売り「みるく」
鬼灯「牛の乳です」
薬売り「・・・こおひいとは、そんなものを入れるので」
鬼灯「・・・ああ、そういや貴方は基本、江戸時代の人でしたね。矢張り牛乳や牛肉は気持ち悪くて食べられませんか」
薬売り「いえ、食えますよ。肉は薬になりますし、乳も然り」
鬼灯「乳も飲んだ事があるのですが、それはまたその時代では珍しい・・・」
薬売り「一度だけ、蘇を食した事がありましてね。あれは中々。出来れば醍醐も一度味わってみたかった」
鬼灯「あんたの中身は何時代で止まってるんだ


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※多分飛鳥~奈良時代くらい。

醍醐味=ご存知の方も多いでしょうが、この言葉の語源はミルクから来ております。
 牛乳が日本に伝わってきたのは、なんと仏教と同じ頃。大体古墳時代から飛鳥時代の頃だったそうです。
  これは釈迦が牛乳を口にした際、あまりの美味しさに悟りを開いたとされているからとか。
 仏教の理想を記した涅槃経にも、こんな一節があったりします。
 「牛より乳を出し、乳より酪を出し、酪より生(せいそ)を出し、生酥より熟酥(じゅくそ)を出し、熟酥より醍醐をだす」
 この醍醐というのが牛乳の中でも最高の美味とされ、醍醐味という言葉も此処から生まれました。
ただ、この醍醐というのは最高の味を表す仏教の概念のようで、実際にこれが存在したかどうかは定かではないらしいのです。

  薬売りさんの言う蘇というのも乳製品です。牛乳を煮詰めて作られた物なのだとか。チーズの元祖とも言われています。
 同じ呼び名でも酥とは違うという説と同じという説があるようなのですが、具体的な製法が分かっていないのでなんとも断言出来ません。
 ただ、酥というのは牛乳を煮詰めた時に出来る膜を集めたもので、蘇は膜以外の煮詰めたものを指しているらしいので、やっぱり違うものなのかな、とも思ったりします。
 この乳製品達は奈良時代頃には頻繁に製造されたり愛用されたりしていましたが、平安時代末期頃の戦乱の時代に成っていくにつれ、姿を消していきました。
 
  ちなみに江戸時代にも乳製品はありました。というより江戸時代からミルクの歴史は再発しました。
 徳川吉宗の時代、馬の治療用として乳製品が製造され始めます。作り方は飛鳥時代と一緒のようでした。
  白牛で作っていた為、「白牛酪」と呼ばれていたそうな。
 その後、この白牛酪は滋養強壮の薬として将軍や大名の膳にも乗るようになりました。
 あの水戸黄門も食べていた、との記録も残っているようです。



小ネタより解説の方が長いってどんなやねん。
書き終わってから自分で自分に突っ込みました。どうも今晩は。狐白です。
この暑さが本当に辛いです・・・orz
6月で既にこのジメジメとした蒸し加減。今から夏が恐ろしいです。

特に書くこともありませんので、申し訳無いですが本日は小ネタだけで失礼します!

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