流月亭 久々に
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BASARA風味な日記&模造創作忍びが中心のサイトです。苦手な御方様はご注意ください。

久々に
モノノ怪を漁っておりましたら何となく文章が書きたくなったので、久し振りにちょいとしたSSSを書いてみました。
とは言えモノノ怪じゃないです。普通にうちの模造十勇士(-8)です。
何というかアレですね。わかっちゃいましたがしみじみ実感したと言いますか・・・

萌えって大事ですね!

執筆欲は勿論妄想力すらなくなるとか本当冷めって恐ろしい。萌えは大事。
有難う薬売りさん。腐った目線ですが貴方の事が大好きです。ハイ薬とか鬼薬もっと欲しいです(欲望に忠実)


久し振りに昔書いていた自分の小ネタとか文章を読み返してみました。
こんな文面よく書けていたな自分 としみじみ思いました。
文章力も更に落ちている感が否めません。本当に冷めっておそろしい・・・・・・・


色っぽい文章が書きたいです。

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※SSS







茫洋と、宙を見つめる男が一人。

褥の上に脚をば投げて、気怠そうに眠たそうに不機嫌そうに眉を寄せ
差し込む陽の光から、面倒そうに背を向ける。
抜けるように白い肌の、女のようなこの男、名を望月六郎と云う。


  「不機嫌そうだな」


幾度目か、流した視線で光溢れる庭先を睨み据えた時だった。
ふと落とされたのは、そんな声と黒い影。
低く、深く、朴訥で、けれども聞き取りやすい音。
部屋の奥へと顔を向ければ、先まで其処には居なかった、黒い男が立っていた。
声も衣服も、姿形も夜のようなこの男、名を霧隠才蔵と云う。


 「理解(わか)ってンなら放って置くのが粋ってモンさね、影野郎。
 昼日向は年中寝こける蝙蝠が、気配を消して態々(わざわざ)化けて出るンじゃ無いよ」
 「消してたつもりは、無いんだが。眠れなくてな」
 「オヤ珍し。明日は槍か蛇(じゃ)が降るね。・・・薬と香と、どっちだィ」
 「出来れば薬」
 「十に薄めな。いくら伊賀者だからッて、儂の薬(モン)を直で飲んだら治るモンも治らねェし、二度と覚めなくなるかンね」
 「病、では無い」
 「ほう、何サ」
 「陽の光が、眩しすぎて」
 「・・・嗚呼、成程」


それは、心得(わか)る。
ぽつりと口で返事を転がし、白い男は再び目元を庭へと投げた。
光に照らされより濃くなった、明るく鮮明艶やかな、色取り取りなる外の世界。
茫と暗いこの内と、極彩豊かな風光明媚なあの外と
なんと明暗分かれたか。


 「空の青さも草の緑も、儂等にとっちゃァ派手色過ぎて、あンまし見ると目が潰れッちまうさね」
 「俺は別に、そこまででは無いんだが」
 「そりゃァ失礼。てっきりアンタも黒い暗い夜の彩(いろ)しか、馴染んでないと思ってたンでね。
 儂にゃァ無理サ。目玉が痛ェ」
 「それで不機嫌だったのか」
 「こんな良い天気の日ッてな、光と色が瞼を閉じても刺してくンのさ。
  おかげでこの様(ざま)。転寝(うたたね)一つ、出来やしねェ」


苦く呟き吐き捨てられた、そんな言葉を黒い男は拾い聴く。
白い男の『転寝』は、いつも具合が悪いが為の措置なのだ。
病的なまでに白い膚、筋も肉もまるで足りぬ腕や脚。
黒い男は知っていた。嘗(かつ)てこれまで一回も、これが元気健康で、活気に満ちてた例(ためし)がない。
それほどまでに白い男は体が弱く、呼吸(いき)をするさえ苦痛なのだ。
今も悪(にく)く伏せる眼には薄い水、そして縁がほんのり赤く染まっているが
もしやそれは陽にやられ、痛さのあまりに滲んだ為か。

難儀だな、とぽつり掛ければ
今更サ、と突慳貪(つっけんどん)に返る声。
そんな声すらどことなく、精も魂も力も無い。
可也(かなり)参っているのだろう、そんな白い男の様子に
水茶碗へと薬を入れて混ぜながら、ふむと黒い男は思う。

―――素直じゃない。

文句に雑言悪態は、尽きる事なく出てくれど
本音本心泣き言は、一つとしても吐き出さない。
自分が面倒を見ている子供も、中々頑固なところはあるが
それでもここまで意固地じゃない。
何でもかんでも縋(すが)れ甘えろ全て言えとは言わないが、もう少し、ほんの少し頼ってくれれば
何かしら、やってやれない事もない、のに。

凝視(じ)っと見ているそんな視線が迚も鬱陶しかったか
白い男が心底嫌な顔して、黒い男を睨み刺す。


 「何時まで居ンだい鬱陶しい。薬はやったろさッさと飲んで部屋でも木でもでくたばンな」
 「くたばる、か。そうだな。・・・そうだな」


望月、と。白い男の名を呼んだ。
やってやれない事もない。
例えばそうだ。自分は割と

・・・愚図る子供を寝かしつける事が得意だ。



 「共に死ぬか」
 「・・・は」


何言って、と言わせる前に黒い男は白い男の前から消えて、瞬時に背後へ現れた。
嫌な予感でもしたのだろう、驚く程の反応で白い男は振り向くが
その前に、程よく加減された手が、刀の形に変えられて首の裏へと落とされる。
ぐらり、音も声も無く、傾(かしぐ)ぐ身体を抱きかかえ
黒い男は返す手で、茶碗の水を飲み干した。




「おやすみなさい」





良い夢を。



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※「見れるかボケェェエエエ!!!」と思いながら気絶していく望月。

寝かしつける(物理)


書けたら他の保護者ーズも書きたいなあ、と。

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