流月亭 今日の日記はお休みです
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今日の日記はお休みです
※一発ネタ

御題 : はじめてのおつかいの思い出


才蔵「・・・確か御師に『仏の御石の鉢』を持ってこいと頼まれた」
佐助「アンタの師匠はかぐや姫か


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※つか初めてのお使いで何その難問。 by 佐助


※仏の御石の鉢=御存知『竹取物語』にて、かぐや姫がお婿さん候補達に出した試練の一つに出てきます宝物の名前です。
 仏の御石の鉢とは、つまる処お釈迦様が使っていた鉢のこと。
 もしも実在するならば、天竺(インド)にあるとされていたみたいです。
 ただでさえ海外に出掛けるのは至難の事、その上更に無事に天竺に行けたとしても、その宝物はあるかどうか解らない。有ったとしてもそれはおそらく仏教界に於いての至高のお宝なのでしょうから、矢張りそう簡単に入手なんて出来る代物でも無い訳で・・・
 余程婚姻が嫌だったのでしょうか、そんな品を持ってこい!とかぐや姫は言ったのですね^^;

 さて、そんな試練を与えられたのが、5人の貴公子が一人、石作皇子(いしづくりのみこ)さんです。
 彼は上記の理由もあり、素直に天竺に行って本物を探して持ってくる!なんて事は考えませんでした。
 出した結論としては、「偽物を持ってくる」だったんですね^^;

 彼は大和の国の山寺にて見つけた黒く煤けた鉢を「仏の御石の鉢」と偽り、かぐや姫へと献上しました。
 ・・・が、そこは流石はかぐや姫。「本物の鉢ならば光を放ち輝いている筈ですよ」と、瞬時に鉢を真っ赤な・・・・ならぬ真っ黒な偽物だと見破ります。

 こうして石作皇子は試練に失格。偽物である鉢も彼に返却されたのですが、彼はどうしても姫の事が諦めきれなく、返された鉢を投げ捨て、更に姫に和歌を送りました。
 ・・・が、その歌にかぐや姫は返歌をする事もなく、皇子の弁解も弁論も耳にいれようとはしなかったので、皇子は泣く泣くその場を後に帰っていったそうです。


 ちなみにこの皇子の話のラストには、こんな一節が載っております。


 かの鉢を捨ててまた言ひ寄りけるよりぞ、面(おも)なきことをば、はぢを捨つ、とは言ひける。
 (あの鉢を捨てても更にまた言い寄った事から、厚かましい事を「はぢを捨てる」と言うようになった。)









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